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アンソロ系コミックの収穫は [ToHeart2]

太洋社のコミック新刊発売予定によると、6月24日に一迅社からToHeart2コミックアンソロジーの9巻がリリース予定みたいですね。(左の画像は8巻のものです)

いろんな出版社から関連コミックが出版されていますが、一迅社のそれが最も刊行ペースが速い。第1巻が2005年3月15日初版なので、16ヶ月で9冊。1~2ヶ月に一冊のペースですね。

冊数が多い分執筆陣も豊富で、結城心一、内村かなめ、宇佐美渉など、コアなファン層には名の知れた作家さんたちが名前を連ねています。内容も、ほのぼの恋愛モノからスラップスティック、リリカルストーリーまで多岐にわたり、なかなか飽きさせない作りになってます。
白詰草の趣味で言うと、5巻6巻あたりは良作が集中していてお薦めですね。例えば5巻だと、「イルファプロジェクト」(無一文)、「おみやげ」(内村かなめ)、「ミッションBU!」(ポニーR)のコメディ系が豊作で、6巻なら「好きという不思議」(ストライク平助)、「今生の敵」(祥寺はるか)、「渡り寄る神」(ささき雅)といったしっとり系のお話が良い感じに収録されてます。
そういえば、2ch葉鍵版の柚原このみスレ"「ハッタリ…えと…ニンニン」柚原このみ16泊目"の984レス目から多少話題になった、このみ・よっち・ちゃるのパジャマパーティ。これの流れで、次スレ"「やっぱりナイショですヨ?」 柚原このみ17泊目"の32レス目で「アンソロでこのみの家によっちゃるが来てどうのこうの~ってのはあったな(以下略)」と言及されている作品。これは2巻に収録されている「おニューのこころ」(東雲萌黄)ですね。いまさら遅レスすぎなのでスレに書かない分、ここにとりあえずメモです。

さて、大量のアンソロ系コミックが出版されているToHeart2ですが、一番のお薦めは、SQUARE ENIXからリリースされている、「ToHeart2 4コママンガ劇場」の1、2巻ですね。
白詰草が4コマに点数が甘いことを差し引いても、ひたすらハイテンションな起承転結を炸裂させる内容は相当に内容が濃く、1ページ目からラストまで、読み手の目をひきつけて離しません。特に、笹桐ゆうや、磨伸映一郎、こもわた遙華のカッ飛びぶりが最高。このあたり、enix時代からドラクエ4コママンガ劇場をはじめとする4コマアンソロジーを連綿とリリースし続けてきた同社の、他社には真似できない底力を垣間見せてます。
悲しいかな2005年7月に刊行された2巻目からこっち新刊が出る気配がないですが、まぁこの2冊だけでもたっぷりとToHeart2の世界を堪能させてくれます。刊行時期の都合で久寿川ささらが登場しないので、さーりゃんファンは残念だろうと思いますが…。
あと一冊くらいでないかなぁ、と、太公望の気分で待ち続ける白詰草なのでありました。

6月7日 ――白詰草


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